自分のためでなく、人のために働くことが大切であると人は言う。
言葉にするのは簡単だが、実際はそんなに単純なものではない。
人間は元来エゴな生き物である。
おいしい食べ物を食べたい、良いものは独り占めしたい、楽してお金持ちになりたい。
そう思うのが自然である。
理想と現実がある。
不正でマスコミにバッシングされている大手企業も、人も、完全な悪ではないだろう。
理想と現実のハザマで、もがき苦しみ、決断を誤り、奈落に落ちる。
自分の心を鍛えるしかない。
わがままを抑え、訓練し、心をコントロールする。
恩を感じる訓練、感恩力を上げる、利他の心を養う。
そうして、人のために働く。