悪口と愚痴と文句の違いを理解しているだろうか。
悪口は主語が他人であり、「あいつは~だ」というような内容だ。
愚痴は主語が自分であり、「もうやってられない」「なんで自分がやらなきゃいけないんだ」といった内容である。
文句は相手に対して主張を伝える行為を指す。
まず、悪口は論外である。百害あって一利なしであり、今すぐやめるべきだ。
愚痴については、なるべく言わない方が良いが、時には口をついて出ることもあるだろう。
ただし、TPOをわきまえ、周囲の状況をよく観察した上で行うべきだ。
例えば、仲の良い人と飲みながら話すのは許容範囲だが、相手にとっても負担になり得る点を忘れてはならない。
文句については、感情を抑えた冷静な状態であれば、どんどん伝えてよい。
愚痴や不平不満の多い人の特徴は以下となる。
- 「認められたい」という欲求が強い
- ストレスを発散しないと気が済まない
- 全てを自分の思い通りにしてきた
- 本気で努力したことがない
- 周囲の人を見下している
- 仲の良い友人が少ない
愚痴を言う人は、他人より優位に立つことで安心する性格である。
「愚痴を言えるほど自分は頑張っている」ということを周囲に認めさせることで快感を得ている可能性が高い。
たとえば、「最近仕事が忙しくて眠れていない」といった寝ていないアピールが典型例である。
愚痴という形で「仕事を頑張っている」ことを伝えたいのだ。
こうした愚痴には付き合わないのが最善策である。
肯定も否定もせず、さらりと流すのが良い。
愚痴ばかり言うのは、嫌なものを嫌だとはっきり思ってしまう子供っぽい性格が原因である。
些細なストレスにも耐えられず、すぐに文句が口をついて出てしまう。
甘やかされて育った結果、自分が気に入らないことに我慢ができず、愚痴を言えば周囲が自分に合わせてくれると思い込んでいるのだ。
重要なのは、愚痴を聞かされる側がどうすべきかという点である。
結論としては、真に受けないことである。
適当に相槌を打ち、話を変に盛り上げようとせず、淡々と受け流すのが良い。
愚痴は自己アピールの一種である。
「もっと自分を心配してほしい」「自分はこんなにも苦しんでいる」と訴えたいのである。
そのような背景を理解し、俯瞰的な目線で聞き流すのが望ましい。
自分の日ごろの言動を振り返ると共に、愚痴や不満への正しい対処法を身に着けていこう。