私がおすすめする営業スタイルに直球営業というものがある。
その名の通り、回り道せずに自分が売りたい物やことを最初にアピールし、商談を行うスタイルのことだ。
とくに飛び込み営業をする際に効果を発揮する。
人によっては売り姿勢を全くみせず、言葉巧みに商談まで持っていける人もいるが、なかなか真似できるものではない。
また、相手にとって訪問の目的が何なのか分からず、不信感を募らせることにもなる。
上手にやろうとしてごちゃごちゃ何が言いたいか分からなくなる前に、直球で目的を伝えてしまえばいいのだ。
複合機を売りたいのであれば、「こんにちは、複合機の紹介でご挨拶回りをしております。」と言ってしまえばいい。
もちろん、その言葉を発した瞬間に相手は守りに入ってしまうが、そこからが商談のスタートだ。
相手のリアクションに合わせて攻略法を練っていこう。
「私の仕事は複合機を売ることです。お客様の状況を確認した上で簡潔に商品を説明しますが、導入していただく価値がなければ提案は致しません。」
こういった心持ちを伝えることができれば、相手も話を聞く体勢になる。
最初に目的を明確に伝え、相手にもこちらにもストレスのない商談を心がけよう。