親は幼少期の子供に大金を与えない。
親戚が多い場合、お年玉の額が大きくなるため、全てを与えずに親が管理することも多いだろう。
なぜか?
大金を得た時の使い方が分からず、手にしたことでむしろマイナスに働くことがあるからだ。
これは何も子供に限ったことではない。
道徳心が成熟していない大人が大金を持つことで、身を滅ぼす例がいくつもある。
特に宝くじやギャンブルで大金を得た人が人生を破綻させていくケースは枚挙にいとまがない。
お金はその人の人格によって、プラスにもマイナスにもなる。
自分の働きに応じて成長し、比例するようにお金が増えるのが良いのである。
自分の力とは関係のないところで思いがけなく大金を得たときは、使わずにとっておくのが良い。
苦労してお金を稼ぐことができた人は、苦労してお金を使うことができる人になるだろう。