谷口博司のブログ

日々の考察のまとめ

感恩メモをやってみて

ある社長から、恩を感じることが利他の心に繋がるという話を聞き、次の日から毎日感恩メモをつけることにした。

 

感恩(恩を感じること)が報恩(恩に報いること)となり、利他の心になるというのだ。

 

毎朝一回、前日に起きた感謝できる出来事を一行程度スマホにメモをする。

 

家族や友達への感謝や、一緒に働く仲間への感謝、取引先のお客様への感謝など、内容は何でもいい。

 

最初こそ何を書こうかと悩むこともあったが、いつの間にかあまり考えずにメモができるようになった。

 

200日が過ぎる頃には、ほとんど何も考えずに直感的にメモができるようになっていた。

 

なぜだろう?と考えてみたところ、あることに気がついた。

 

最初の頃は昨日の感謝できる出来事を探していたのだが、いつのまにか起きたことに感謝できるようになっていた。

 

つまり、起きる出来事全てに感謝することで、何の迷いもなく、直感的にメモできるようになっていたのである。

 

考えてみれば、起きる出来事で感謝できないことなんてない。人は1人では生きられないのだから、起きたこと、関わった人全てに感謝することができる。

 

また、具体的な効果で言えば、自然と前向きな気持ちが強くなり、夜の寝つきが良くなった気がする。

 

私は昔から布団に入ってから過去の嫌な出来事を思い出して眠れなくなることがあったのだが、感恩メモを付け始めてからそれが全くなくなった。

 

これからも続けていくことでどんな効果がでてくるのかは不明だが、何かあればまたここに記していこうと思う。